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協会の歩み

NPOがんコントロール協会は、代替療法という言葉がまだ今日ほど知られていなかった1994年、
当時既に22年の歴史を誇るアメリカがんコントロール協会の日本支部として 1994年に設立されました。
翌年、国内外の代替・統合療法の情報提供の場として、第1回日本がんコンベンションを開催以来、
毎年がんコンベンションの開催を通じて多くの患者さんや医師など医療関係者に対する情報提供を行っています。

協会の歩み

がん患者のために

NPOがんコントロール協会はこれまでに、がん患者のための心理療法として世界に名高いサイモントン療法を日本に紹介、インターン育成コースを開設したり、コンベンション時に医師向けのドクターセッションを同時開催するなど、現在代替医療を実践し活躍する医療関係者への情報供給についても大きな貢献をしてきました。2004年にはこれまでの本協会における実績が認められ、特定非営利活動法人がんコントロール協会として認証を受け活動を継続、さらに活動内容を実させるべく努力を続けています。

アメリカで生まれたがんコントロール協会

アメリカがんコントロール協会は非営利、慈善事業団体として、代替・補完療法の数々 の情報を提供してまいりました。1973年以降、毎年ロサンゼルスでがんコンベンション を開き、2012年に第40回を開催しました。世界中からプロを招き、がんやその他、変性 病の最新療法の発表を行なっております。

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コンベンションの中心はドクターセッションで、多くの専門化が互いに最新情報を交換し、学びあう場となっています。
参加者は、アメリカ全土の他に海外からも多数です。
1984年からはメキシコのクリニックを巡るツアーを開始し、見学者である患者と家族が代替療法の現場に直接触れることが出来るようになりました。
医療関係者のための学問的な設定もされており、患者が初期の治療コースを完了した後のコンベンショナル医療との統合の仕方も学ぶことが出来ます。
現在では、「末期」の診断を受け精神的に打撃を受けているがん患者に病気の進行に応じてより良いアプローチをする為のアドバイスを乗せたガイドブックを送っています。
他に本部では教育のための、また有効補助薬の紹介など書籍や、ビデオの提供も行なっています。

アメリカがんコントロール協会 沿革

1959年

カリフォルニア州サンディエゴの女性セシル・ホフマンが、乳がんによる乳房摘出手術を受けるが、3年後、転移と余命僅かであることを医師に告知される。

1963年

「レトリール・ガンのコントロール」という本と運命的な出会いをしたホフマンは、当時レトリール治療で有名だったカナダ・モントリオールにある施設で治療を受ける。その後、メキシコ・ティファナに渡り、著名な病理学者で腫瘍医のDr.エルネスト・コントレラスのもとでレトリール治療を継続し、回復に至る。

1963年7月

ホフマンは自らの経験とがんで苦しむ人々を助けたいという想いから「International association of cancer victims and friends(がん患者と援助者の国際協会)」を設立する。その後、ロサンゼルスを中心に全米各地に拠点を増やし活動を拡大する。

1973年

ロサンゼルス支部の中心人物、ロレイン・ロザンタール、ベティ・モレス、ノーマン・フリッツによって「Cancer Control Society(アメリカがんコントロール協会)」が設立され、第1回アメリカがんコンベンションが開催される。

2019年9月

第1回から毎年続くアメリカがんコンベンションが47回目を迎え、ロサンゼルスで3日間に渡り開催される。

日本がんコントロール協会 沿革

1990年

現NPO法人がんコントロール協会代表の森山晃嗣が、アメリカがんコンベンションに初めて参加する。

1994年

アメリカがんコントロール協会副会長(現会長)フランク・コウジノウ協力のもと、森山晃嗣が「アメリカがんコントロール協会 日本支部」を設立する。

1995年

国内外の統合医療に取りくむ医師を招き、東京・大手町サンケイホールにて「第1回 統合療法 日本がんコンベンション」を開催する。

2003年

アメリカがんコントロール協会 日本支部は、「NPO法人がんコントロール協会」として新たに認証を受け、健康で活力ある社会づくりに寄与することを目的に活動を拡大する。

2019年7月

第1回 統合療法 日本がんコンベンションの開催から25回目を迎え、昨年より東京・京都の2箇所で開催する。

2019年9月

25回目のがんコンベンションを終了したNPO法人がんコントロール協会は、ロサンゼルスで開催された第47回アメリカがんコンベンションで、アメリカがんコントロール協会より表彰状を付与される。

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